Accuphase T-107 (5号機) が到着
2024年6月4日、茨城県龍ヶ崎市の S さんより
Accuphase T-107
の修理依頼品が到着しました。
DGL 検波
が特長の FM 専用チューナです。
この写真は照明 LED 化後です。
ウォームホワイト LED を使ったので元の雰囲気が残っています。
程度&動作チェック
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修理依頼者のコメント
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音は出ますが、あまり元気がありません。
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手持ちの L-03T でシグナルが 4.5 ほど振れる受信環境で T-107 は半分弱くらいの振れです。
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DC 漏れも心配なところです。
前オーナーは修理の履歴は全くご存じないそうです。
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照明ランプの LED 化をお願いします。
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外観
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製造シリアル番号は [C8W454] で、電源コードの製造マーキングより [1986年製造品] とわかりました。
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プチッとした極小さい当てキズなどはありますが、全体的に非常に綺麗です。
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リアパネルの端子類はピカピカで良い状態です。
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電源 ON してチェック
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電源は正常に入り、蛍光表示器の輝度は新品同様です。
ランプ切れはありません。
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受信動作は正常で、周波数ズレはなく、メータは正常に振れ、[STEREO] ランプも点灯します。
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AUTO チューニングは正常に正しい周波数でストップして良好です。
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プリセット操作してみましたが、良好にプリセットできました。
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当方の 84dBf 電波環境で S メータの振れは 84dBf くらいです。
修理依頼者の言う「S メータの振れが少ない」はなさそうです。
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音は DGL 検波の良い音がします。
修理依頼者の言う「音はあまり元気がない」はなさそうです。
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修理依頼者の言う「DC 漏れ」とはオーディオ出力端子に DC 電圧が漏れていないかということらしいです。
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チェックしましたが、そのようなことは発生していませんでした。
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以上のように動作は良好なので、基本的には再調整だけで性能が蘇ると思います。
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到着時の現状のオーディオ性能値を計測してみました。
問題なく使えるレベルでした。
| 項目 |
SELECTIVITY |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
NORMAL |
stereo |
40 |
43 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
NORMAL |
mono |
0.044 |
% |
| stereo |
0.050 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
NORMAL |
stereo |
-78 |
-78 |
dB |
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カバーを開けてチェック
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プリセットメモリのバックアップ用 [タブ付き CR2025 コイン電池] が交換されています。
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タブ間隔が合わないものを使用して無理矢理付けられており、電池が基板から浮いてグラグラしています。
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上記の他は、目視では問題なさそうです。
基板や筐体内も綺麗です。
リペア (その1):コインバッテリのソケット化
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概要
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オリジナル状態ではプリセット記憶バックアップ用に [タブ付き CR2025] コインバッテリが基板にハンダ付けされています。
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本機は誰かがタブ間隔が合わない [タブ付き CR2025] コインバッテリに換装していました。
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このため、バッテリがグラグラ動きます。
対策が必要です。
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コインバッテリは1次電池ですから、いずれ寿命になって交換が必要になります。
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タブ付きだと半田ゴテを使って交換する必要があり、一般のかたでは交換できないです。
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また、この機種は点検用裏板がなく、電池交換のために基板を外すにはかなりの分解作業が必要です。
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リプレース方針
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タブ付きコインバッテリを [CR2032 ソケット] に変更して、[CR2032] 電池をこのソケットに実装するようにします。
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こうすると、100円ショップでも買えるタブ無しの普通の [CR2032] 電池が使えるようになって、誰でも交換可能となります。
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カバーを開ける必要はありますが、これは誰でもできるでしょう。
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リプレース実行
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左の写真はリプレース後です。
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写真のように [CR2032 ソケット] を取り付け、そこに [CR2032] コンバッテリを挿入しました。
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ソケットは大きいので、ソケットの左にあった [C117] 470uF/16V 電解コンデンサと干渉しました。
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そこで元の [C117] を取り外し、代わりに新品の 470uF/16V 電解コンデンサを基板の裏側に取り付けました。
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右の写真は古いコインバッテリと [C117] 電解コンデンサです。

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今後の [CR2032] 交換について
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[CR2032] 交換の際は
電源コードを抜いてから、[CR2032] の+側が上になるよう挿入
します。
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[CR2032] 交換中でも電解コンデンサが記憶を保持しており、数時間以内に交換すればプリセットは消えません。
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交換周期は 10年/回 くらいで十分です。
20年は持つと思うのですが、液漏れしないとも限らないので、この周期なら安心。
リペア (その2):メータ照明の LED 化
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概要
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オリジナルのメータ照明ランプはフィラメントランプですから寿命は短いです。
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LED にすると、まずランプ切れはしません。
長寿命です。
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T-107 のメータ照明ランプはメータ内に内蔵しているので、交換作業はかなり厄介です。
一般ユーザには無理です。
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使用する LED と LED 化回路
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左の写真は使用するウォームホワイト (電球色に近い) のテープ LED です。
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1単位あたり LED 3個分で、これを必要な単位分を切り出して使います。
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右は LED 化の回路です。
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テープ LED を点灯させるためには 8V 以上の DC 電圧が必要で、これを [C105] 電解コンデンサの両端から取ります。
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[C105] 両端は 26V あるので、テープ LED は1単位のものを2個切り出し、直列にして電圧を印加します。
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直列にするのは、LED に加圧する電圧をできるだけ電源元の 26V に近づけたほうが消費電力節約になるためです。
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4.7kΩの抵抗は電流制限抵抗です。
あらかじめ、
実験用電源装置
にて明るさ試験してこの値にしました。
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回路図上に記載した電圧・電流は実測値です。
LED に流す電流は、たったの 2mA です。

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メータにテープ LED を取り付け
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赤く写っているのがテープ LED の1単位分です。
左右に合わせて2個使っています。
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テープ LED 貼り付けには、260℃耐熱のポリイミドテープを使いました。
セロテープとは違い経年変化しません。

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LED 化作業完了
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ウォームホワイト LED を使ったので元の雰囲気が残っています。
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ウォームホワイトは橙色~レモン色の中間くらいです。
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フィラメントランプの暗い橙色の照明が LED にしてスッキリ明るくなりました。
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メータの左側に黄色表示があったのです。
オリジナルの時はわかりませんでした。
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おそらく、これが設計者が本来目指した色目と思います。
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メータ動作を [MULTIPATH] に切り換え、指針がこの黄色の範囲を指すとマルチパス妨害が少なく良好ということになります。
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フィラメントランプの時は 8V×0.3A=2.4W も電力消費していましたが ・・・
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LED には 2mA しか電流を流していないので、たったの 0.05W です。
明るくなってエコになりました。
リペア (その3):ハンダクラック補修
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LED 化する際に基板裏側をチェックしたところ、[D102]~[D109] ダイオード8本でハンダクラックがありました
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左の写真で、黒い部品が[D102]~[D109] ダイオードです。
これらのハンダ付け部分を補修ハンダ付けして直りました。
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電源用のダイオードは発熱するので、この熱がハンダ付け部分に伝導して長期間を経てハンダクラックするのです。
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右の写真は [AUDIO OUTPTS] 端子の裏側です
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この端子のハンダ付け部分は、リアパネルと基板の2方向から常にストレスを受けているのでハンダクラックしやすいです。
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この端子のハンダ付け部分を補修ハンダ付けしてハンダクラックを予防しました。

リペア (その4):その他
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あれっ、[OUTPUT LEVEL] ノブとフロントパネルの間にあるはずの丸いフェルトがない!
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フロントパネル分解のためノブを外した時に気が付きました。
このフェルトはキズ防止用です。
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フロントパネルを分解したらフロントパネル内に丸いフェルトが転がっていました。
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誰かがフロントパネルを分解した時に、どこへ行ったかわからなくなったのでしょう。
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フロントパネルを組み立てる時に正しい位置にフェルトを入れました。
やれやれ。
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フロントパネル内側の清掃
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フロントパネル分解の時に、ついでにフロントパネル内側を清掃しました。
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周波数表示がクッキリとした表示になりました。
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フロントエンドカバーにサビが乗っていたのでメンテンスしました
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まずは、フロントエンドカバーを磨いてピカピカにしました。
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仕上げに
PC ボードプロテクタ
を使ってコーティングし防サビ処置しました。
もう素手で触ってもサビることはありません。
再調整
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電圧チェック (VP)
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実測値は以下のように良好でした。
| VP |
標準値 |
実測値 |
判定 |
備考 |
| [78M05] OUT |
+5.6V |
+5.59V |
〇 |
デジタル系 |
| [78M15] OUT |
+15V |
+15.0V |
〇 |
アナログ系 |
| Q101-E |
+24V |
(未測定) |
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VT 電源 |
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FM 受信部の調整
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調整結果
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フロントエンドでややトラッキングズレがありました。
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ステレオセパレーションは 16dB (6.3倍) 改善して音の解像度が上がりました。
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再調整後のデータは以下です。
高級機らしい優秀な性能です。
| 項目 |
SELECTIVITY |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
NORMAL |
stereo |
56 |
57 |
dB |
| NARROW |
20 |
20 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
NORMAL |
mono |
0.029 |
% |
| stereo |
0.030 |
% |
| NARROW |
mono |
0.39 |
% |
| stereo |
0.57 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
NORMAL |
stereo |
-81 |
-81 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 |
NORMAL |
mono |
0 |
-0.05 |
dB |
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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修理依頼者が言う不具合は感じませんでしたが、再調整で音の解像度がぐっと上がりました。
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そもそも不具合らしき現象がなかったので、再調整はスンナリ決まりました。
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今回 T-107 に初めてウォームホワイト色のテープ LED を適用しましたが、非常にうまくいって良かったです。
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デザイン
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デザインが秀逸で、特に正面から見た時の豪華さに惚れ惚れします。
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フロントパネルはヘアラインの眩しいシャンパンゴールドで上品です。
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フロントパネルのアルミ厚がかなりあり質感があります。
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サイド飾りも写真のように分厚いアルミ材で、デザインを引き締めています。
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FL 表示管は緑がかった青表示で、少し怪しい感じさえします。
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メータだけに照明があり、全体のデザイン上、非常に良い方向に作用しています。
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音質
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音が一歩手前に出てくる感じです。
スタジオのトークも目の前に来ます。 音に引き込まれます。
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歪感の非常に少ない嫌味の無い高解像度の音です。
ハーモニーがフゥワァ~という感じで綺麗に出ます。
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感度
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感度が良く、微弱電波でもそれなりにシッカリ受信します。
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パルスカウント検波の弱点である [微弱電波では歪率が急激に悪化する] 現象を感じません。