SONY ST-S333ESXⅡ (11号機) が到着
2025年7月14日、佐賀県杵島郡の K さんより
SONY ST-S333ESXⅡ
の修理依頼品が到着しました。
程度&動作チェック
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修理依頼者からのコメント
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数年前にハードオフにて購入しました。
左下の [PROGRAM] ノブが本来のものではないです。
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FM は5素子アンテナ、同軸ケーブルを使用して感度よく受信していますが、購入時からステレオになりません。
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AM ループアンテナは SONY のをハードオフで見つけたのでそれで使っています。
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外観チェック
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製造シリアル番号は [202937] で、電源コードの製造マーキングより [1987年製造品] とわかりました。
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左の写真の純正ではない [AM ループアンテナ] が添付されていました。
サイドウッドはありません。
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右の写真の [PROGRAM] ノブに交換されており、位置マークも合っていません。
ここはどうしようもないです。
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全体的にあちこちキズやスレが多いです。
少しヘコミもあります。
リアパネルの端子類には輝きが残っています。

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電源 ON してチェック
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電源は正常に入り、FL 表示器の輝度は新品同様です。
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全ての操作ボタンが効きにくくチャタリングがあります。
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強く押したり何回押したりすれば使えないこともないですが、筆者の判定は×です。
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修理依頼者にボタン用タクトスイッチを全数交換するか確認したら、交換不要とのことでした。
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ある意味ホッとしました。
交換には膨大な手間がかかるのです。
修理依頼者のほうで交換するのかな?
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[CAL TONE] ボタンで正常にテスト音が出ます。
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FM 受信
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[MUTING] = ON では音が出ません。
AUTO TUNING で放送局を見つけられません。
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マニュアル同調で放送局の周波数に合わせても [SST] ランプが点灯せず、[STEREO] ランプも点灯しません。
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[S メータ] は振れ過ぎです。
MONO ですが綺麗な音は出ます。
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AM 受信
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添付された非純正の [AM ループアンテナ] をつないでチェックしました。
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受信は良好で感度も良いです。
特に問題ないです。
このアンテナは ST-S333ESXⅡ と相性が良さそうです。
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カバーを開けてチェック
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内部は綺麗で、目視で劣化とわかる部品は見当たりません。
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問題はないと思うのですが、基板内のジャンパー線に少しサビが出ています。
リペア (その1):[STEREO] ランプが点灯しない
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調査と原因
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同調点検出ができていません。
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[R243] の両端で同調点電圧を測定すると、[IFT205] のコアを回しても 4.8~5.0V くらいです。
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この電圧は放送局に同調すると 0V になる電圧です。
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なお、このコアの調整ミゾが割れて欠けています。
誰かが合わないコアドライバで回したと思います。
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おそらく [IFT205] が故障しています。
これが原因と思われます。
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同調点が検出できないと [MUTING = ON で音が出ない] [AUTO TUNING できない] となるので辻褄が合います。
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修理
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左の写真のように、[IFT205] を基板から取り外しました。
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右の写真のように、内蔵チタコン (チクワの形した部品) を見ると黒ずんではいますが、そう悪くはない気がしました。
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こうなると [IC203] LA1235 の可能性も出てくるので、この IC をソケット化しました。

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詳細チェックの結果、やはり [IFT205] 内蔵チタコンの容量抜けでした。
内蔵チタコンを除去し [IFT205] を基板に戻しました。
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[IFT205] のコア欠けは、コアの上下を入れ換え、欠けがない正常なほうをトップにしました。
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内蔵チタコンの代わりに 30ppm/℃ 温度補償積層セラミックコンデンサ 100pF を左の写真のように基板裏側に取り付けました。
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右の写真は修理後の [IFT205] [IC203] です。
IC ソケット化した [IC203] には元の LA1235 を実装しました。

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修理後の動作確認
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[IFT205] を再調整してから放送を受信すると [STEREO] ランプが点灯しました。
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MUTING = ON でも音が出て、AUTO TUNING もできるようになりました。
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[SST] ランプも点灯するようになりました。
[SST] ランプは正常受信していることを表示しています。
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修理依頼者は [SST] ランプが点灯しない状態で2年間も使い続けたことになり、辛抱強いかただと思いました。
リペア (その2):[電気二重層コンデンサ] [タンタルコンデンサ] 交換
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概要
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メモリをバックアップする電気二重層コンデンサは製造後38年経っているので、そろそろ寿命です。
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タンタルコンデンサは短絡事故をおこしやすいので、別の種類のコンデンサに置き換えたほうが良いです。
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修理
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下のリストのように交換しました。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C604 |
10uF/6.3V (タンタルコンデンサ) |
10uF/25V (積層セラミックコンデンサ) |
タンタルよりセラミックのほうが ESR が低く優秀 |
| C605 |
39mF/5.5V |
1F/5.5V |
電気二重層コンデンサ |
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左の写真は部品交換前で、小さい赤〇で囲んだのが [C604]、大きい赤〇で囲んだのが [C605] です。
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右の写真は部品交換後で、電気二重層コンデンサの容量が増えたのに劇的に小さくなりました。
技術の進化です。

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コメント
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[POWER] スイッチ OFF の時に [C605] でプリセットメモリをバックアップします。
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取扱説明書
の10ページにバックアップ時間は (39mF の時で) 1ヶ月と書かれています。
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39mF → 1F と26倍の容量になったので計算上は26ヶ月になるはずです。
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でも自己放電もあるので、実際には数ヶ月と思います。
リペア (その3):ハンダクラック予防補修
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概要
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基板上に7本の細長い銅板が走っており、これをアースバーと言います。
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アースバーのハンダ付け部分はハンダクラックが発生しやすいです。
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なぜなら、銅板と基板の熱膨張率が異なるからです。
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修理 (予防補修)
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アースバーのハンダ付け部分を補修ハンダ付けしました。
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これでまた10年以上、安心して使えます。
故障していた部品の記念撮影
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右の写真は今回の修理で取り外した故障または劣化していた部品です。
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一番大きい金色の部品は電気二重層コンデンサです。
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チクワの形をした部品は [IFT205] に内蔵されていたチタコンです。
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残る1つはタンタルコンデンサです。
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これはある日突然、短絡事故をおこす可能性があります。
再調整
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電圧チェック (VP)
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電圧の実測値は以下のように正常でした。
| VP |
標準値 |
実測値 |
判定 |
備考 |
| JP4 |
+16V |
+15.2V |
〇 |
チューナ用 |
| JP5 |
+13V |
+13.1V |
〇 |
FL 管用 |
| JP6 |
+5.6V |
+5.54V |
〇 |
デジタル用 (MCU) |
| JP7 |
+30V |
+31.4V |
〇 |
VT 電圧用 |
| R909(R) |
-10V |
-9.87V |
〇 |
コントロール用 |
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FM/AM 受信部の調整
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調整結果
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FM 受信
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IF 歪補正調整が大きくズレていました。
再調整で規定内に入りました。
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S メータの振れ調整用 [RT204] が弄られています。
再調整で規定内に入りました。
これが到着時に振れが大き過ぎると感じた原因です。
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他にも MUTING レベル [RT205]、ステレオレベル [RT206] も弄られています。
再調整で規定内に入りました。
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ステレオセパレーションなどは以下のように素晴らしい数値になりました。
一級クラスの性能です。
| 項目 |
IF BAND |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
WIDE |
stereo |
70 |
70 |
dB |
| NARROW |
37 |
37 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0.011 |
% |
| stereo |
0.050 |
% |
| NARROW |
mono |
0.26 |
% |
| stereo |
0.26 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
WIDE |
stereo |
-74 |
-73 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 |
WIDE |
mono |
0 |
0 |
dB |
| CAL TONE |
WIDE |
mono |
281 |
Hz |
| -7.4 |
dB |
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AM 受信
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添付された非純正 [AM ループアンテナ] で最高感度になるよう調整しました。
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この [AM ループアンテナ] 用に調整したので、別のアンテナにすると性能ダウンします。
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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到着時はダメダメ状態だったのですが、修理と再調整で性能と音質が蘇りました。
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やはり ST-S333ESXⅡは優秀機です。
性能も音も良いです。
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デザイン
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精悍なデザインで使いやすいです。
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後継機の
ST-S333ESG
よりシンプルなデザインですが、むしろこちらのほうが使いやすいです。
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(C リングパネルがないので) 直接的な快適ボタン操作ができます。
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感度と音質
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FM の感度は抜群に良く、S/N が良いです。
細かい音がよく聴けます。
FM 放送らしい柔らかめの音質です。
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AM の感度も抜群に良く、S/N も良いです。
AM としては音質も良く、放送を楽しめます。
追加修理
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概要
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通常、修理が終わったら半日~1日程度通電して新たな問題が出ないか監視しています。
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今回は通電後3時間くらいでパリパリという小さな雑音が出ることを確認しました。
10秒未満で自然に直りました。
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その後再発しないです。
どこが要因か特定するには発生頻度が低過ぎてお手上げです。
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この時 [STEREO] ランプがチラついていなかったので、MPX までは正常と思われます。
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MPX ~ RCA 出力端子までの問題とすると出力用の電解コンデンサしかないです。
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有力な手掛かりがないので、藁にもすがる思いでこの電解コンデンサを交換することにしました。
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修理
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下のリストのように電解コンデンサを交換しました。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C337 |
10uF/50V |
10uF/50V (FG) |
FG はオーディオクラス電解コンデンサ |
| C343 |
10uF/50V |
10uF/50V (FG) |
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左の写真は交換前で赤〇で囲んだ電解コンデンサです。
右の写真は交換後で金色が眩しい電解コンデンサです。

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この対策で再発しないことを祈ります。
アーメン。
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考察
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修理を終えてからハタッと思ったのですが、ST-S333ESXⅡではなくて、モニタ用に使ったアンプの故障かも?
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このアンプは過去に少々問題 (勝手に音量が下がる) があって手直ししています。
前科者です。
この可能性もあります。