TRIO KT-80 (4号機) が到着
2026年6月6日、東京都練馬区の S さんから
TRIO KT-80
の修理依頼品が到着しました。
薄型デザインの
FM 専用チューナ
で
パルスカウント検波
です。
驚いたことに、本機は2009年に私がメンテナンスした
KT-80 (1号機)
でした。
譲渡して手放した1号機がヤフオクに出品され、それを修理依頼者が落札したようです。
程度&動作チェック
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修理依頼者のコメント
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ヤクオフで13年ほど前に購入しました。
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その際、出品者の方から「本品はひろくんが調整したものですよ」とのコメントをいただいた記憶があります。
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1週間前は「まれに右チャンネルの音が途切れる」不具合現象でした。
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送付にあたり、1週間ぶりに電源を入れ動作を確認したところ、全く受信しなくなっていました。
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ダイヤルを動かしてもシグナルインジケーターが点灯せず全く受信しません。
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同軸ケーブル接続等の問題かとも思い、つなぎ替えをしてみたのですが回復しませんでした。
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受信環境は J:COM で同軸ケーブル接続です。
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外観のチェック
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製造シリアル番号は [00707575] で KT-80 (1号機) と同じものと判明しました。
こういう偶然ってあるんですね!
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[2009年に私がメンテナンス]→[譲渡]→[ヤフオク出品]→[修理依頼者が落札]→[私に修理依頼] と15年ぶりくらいの再会です。
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17年もの時間が経っていることより1号機の記事にマージするのは難しく、ここでは別物として記事を作成します。
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フロントパネルは綺麗ですが、細かいゴミの付着が多いです。
透明板の内部にも同様のゴミが付着しています。
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上記の他は特に問題ないかなり綺麗な個体です。
RCA 端子に輝きがありつつも少しサビもあります。
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電源 ON してチェック
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正常に電源が入り、ランプ切れはありません。
操作スイッチはマトモに反応します。
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-3MHz と大きく周波数ズレしており、80MHz の放送がダイヤル指針 77MHz くらいで受信します。
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周波数ズレが大きいので感度も大きく落ち込み、これが原因で修理依頼者宅で受信できなかったのでしょう。
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S メータは3以下ですが、周波数ズレ状態で FM 受信でき、[STEREO] ランプも点灯します。
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カバーを開けてチェック
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使用 IC のロット番号より、本機は [1979年製造品] と判明しました。
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内部筐体や基板は非常に綺麗で、目視で明らかに劣化とわかる部品は見当たりません。
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チューナ基板
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IC の [HA1137W] [HA12016] [TR4010A] の足が真っ黒になってマイグレーションが発生しています。
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放置してマイグレーションが進行すると近未来にバリバリ雑音や動作不良になります。
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バリコン軸と接触板に緑青サビが出ています。
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放置してサビが進行すると、サビは絶縁物なのでガサガサ雑音や動作不良になります。
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電源基板
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特に問題のある部品は見当たらないのですが、念のため、電解コンデンサを全数交換しましょう
リペア (その1):-3MHz と大きく周波数ズレしている
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原因
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FM フロントエンドの OSC トリマコンデンサが故障して容量抜けしたのです。
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OSC トリマコンデンサを見ると真っ黒になっています。
マイグレーション発生による故障です。
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修理
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OSC トリマコンデンサを交換しました。
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うまい具合に、[チューナ基板] にトリマコンデンサがアクセスできる穴が開いていたので、そこから作業できました。
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左の写真はトリマコンデンサ交換後で黄〇で囲んだ部品です。
セラミック型 10pF を使いました。
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左の写真はこれまで実装されていた故障したトリマコンデンサです。
固定部も可動部もマイグレーションで真っ黒になっています。

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修理後の動作チェック
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新しいトリマコンデンサを交換して、放送局の周波数と指針が示す周波数がほぼ合うようになりました。
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S メータもフルに振れるようになりました。
もちろん、正常に放送が受信できます。
リペア (その2):[電源基板] の電解コンデンサを全数交換
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概要
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本機は製造後半世紀経っているので、念のため [電源基板] の電解コンデンサを全数交換します。
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電解コンデンサ交換
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部品交換リストは以下です。
耐熱を上げて信頼性向上を目指しました。
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[C90] は [POWER] [指針] の照明用で、表示安定化のため容量を上げました。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C79 |
1uF/50V (85℃) |
1uF/50V (105℃) |
電源 MUTING |
| C85 |
1000uF/25V (85℃) |
1000uF/25V (105℃) |
+14V 電源系 |
| C86 |
100uF/25V (85℃) |
100uF/25V (105℃) |
| C88 |
100uF/10V (85℃) |
100uF/25V (105℃) |
| C89 |
10uF/16V (85℃) |
10uF/50V (105℃) |
| C90 |
1uF/50V (85℃) |
10uF/50V (105℃) |
[POWER] [指針] 照明 |
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左の写真は交換後で、黄枠で囲んだ6個の電解コンデンサを交換しました。
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右の写真は交換前に基板に実装されていた古い電荷コンデンサです。

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電解コンデンサ交換後の動作チェック
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[電源基板] から正常に DC 電圧が出力され、本機が正常に動作することを確認しました。
リペア (その3):[HA1137W] [HA12016] [TR4010A] にマイグレーションが発生している
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概要
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IC の [HA1137W] [HA12016] [TR4010A] の足が真っ黒になっています。
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この黒いものはマイグレーションで金属カビのようなものです。
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マイグレーションは導電性で IC のピン間をショートします。
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放置してマイグレーションが進行すると近未来にバリバリ雑音や動作不良になります。
最悪 IC が壊れます。
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今のところマイグレーションによる障害は出ていないので、今のうちにマイグレーションを除去します。
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マイグレーション除去
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マイグレーションは金属ブラシで磨くと除去できます。
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IC が基板に実装されている状態では足の表しか磨けず、裏のマイグレーションは除去できません。
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そこで下の表のように、該当 IC をソケット化し、IC を一旦取り外し、足の表裏を磨いてから IC ソケットに戻します。
| 部品番号 |
IC 型式 |
処置 |
備考 |
| IC2 |
HA1137W |
IC ソケット化 IC の足を金属ブラシで磨いた |
IF 増幅、同調点検出 |
| IC4 |
TR4010A |
パルスカウント検波 |
| IC5 |
HA12016 |
MPX |
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左の写真は取り外した直後の、左から [HA1137W] [HA12016] [TR4010A] です。
足が真っ黒になっています。
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右の写真の黄枠はマイグレーションを除去してから IC ソケットに戻した、左から [HA1137W] [HA12016] [TR4010A] です。

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マイグレーション除去後の動作チェック
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FM 放送がこれまで通り受信できることを確認しました。
リペア (その4):バリコン軸と接触板に緑青サビが出ている
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概要
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右の写真のように、バリコン軸と接触板に緑青サビが出ています。
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サビは絶縁物なので接触不良となり、バリコンの容量が不安定になります。
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指針を動かすとゴソゴソという雑音が出たり、感度が落ちたり、受信が不安定になったりします。
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修理
以下のようにバリコン軸の接触回復作業をしました
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エレクトロニッククリーナ
を軸受けに噴射し何度もバリコン羽を動かすと緑青サビが湧き出てきます。
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湧き出た緑青サビを 爪楊枝/歯間ブラシ/歯間糸楊枝 を使って丹念に落とします。
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[1] と [2] を何度も何度も繰り返します。
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接点復活スプレー
を軸受けに少量吹きかけ馴染ませます。
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仕上げに、軸受けにリチウムグリスを塗布して防錆処置します。
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修理後の動作チェック
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同調操作をして雑音が出たり動作が不安定にならないことを確認しました。
リペア (その5):ハンダクラック予防補修
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ハンダクラックしやすい箇所
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右の写真は [アンテナ] [RCA] 端子の裏側です。
リードが直接基板にハンダ付けされています。
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このハンダ付け部分にはリアパネルと基板の2方向から常にストレスが掛かっているのでハンダクラックしやすいです。
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修理
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修理後の動作チェック
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[アンテナ] 端子を揺すっても S メータに変化が確認しました。
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[RCA] 端子に挿入したプラグを揺すっても音が途切れることがないことを確認しました。
リペア (その6):その他
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フロントパネル内外に細かいゴミの付着が多い
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[RCA] 端子にサビが出ている
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ピカール液
でマイクロ研磨して輝きが戻りました。
新品同様になった訳ではなく、マシになった程度です。
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まれに右チャンネルの音が途切れる ・・・ 修理依頼者より
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この現象は私は全く確認できていません。
再現性のない障害は直せないです。
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「右チャンネルの音が途切れる」ということは「左チャンネルの音は正常に出ていた」ということになります。
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音が左右に分かれるのは MPX IC の後です。
KT-80 は MPX IC の出力をそのまま RCA に接続しており、MUTING 回路しかありません。
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よって、MPX IC (HA12016) の故障か MUTING 回路の誤動作しか考えられません。
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今回、リペア (その2) で電源 MUTING 用の電解コンデンサ交換、リペア (その3) で HA12016 のマイグレーション除去をしました。
再調整
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電圧チェック (VP)
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実測値は以下のように良好です。
| 基板 |
VP |
標準値 |
実測値 |
判定 |
備考 |
| 電源基板 |
J100 |
+15V |
+15.1V |
〇 |
チューナ全般 |
| J104 |
-13V |
-13.4V |
〇 |
電源 MUTING |
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FM 受信部の調整
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調整結果
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同調点電圧が 192mV とズレが大きかったです。
再調整で規定内に入りました。
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フロントエンドのトラッキング調整で少し感度アップしました。
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スレテオセパレーションは上位機種と比べるとやや低いですが、特に問題ないです。
| 項目 |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
stereo |
44 |
43 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
mono |
0.056 |
% |
| stereo |
0.066 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
stereo |
-64 |
-69 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 (1kHz) |
mono |
0 |
+0.06 |
dB |
| REC CAL |
mono |
398 |
Hz |
| -6.0 |
dB |
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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たぶん15年ぶりに本機に再会したのですが、OSC トリマコンデンサが故障していた以外に問題はありませんでした。
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調整もそれぼどズレておらず、これまで良い環境で使われてきたのだろうと思います。
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製造から半世紀ですが、時々整備してやれば長く使えるものだと思いました。
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薄型でデザインが優れたチューナ
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フロントパネルはかなり分厚いアルミ材のヘアライン仕上げで良好です。
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高さが 78mm とかなり薄いです。
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チューニングノブは直径 38mm の無垢アルミ材で高級感あります。
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ダイヤルの動きは、重過ぎず軽過ぎず、ちょうど良いスムーズさです。
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受信性能&音質
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ダイヤル指針が示す周波数と放送局の周波数がほぼピタリ合います。
バリコンの精度は高いようです。
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感度や妨害波排除能力は良いです。
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パルスカウント検波特有のシャープな音で、高音質です。
優れたチューナです!