SONY ST-S333ESA (25号機) が到着
2026年8月11日、山口県山口市の S さんより
SONY ST-S333ESA
の修理依頼品が到着しました。
程度&動作チェック
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修理依頼者のコメント
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オークションで入手したもので、どういう経緯でどういう風に使われてきたのかわかりません。
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電源投入や表示、基本的な操作などには特に問題ないですが、FM 受信で以下のような症状があります。
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選局した際に、周波数の同調位置がずれているように感じます。
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表示されている周波数と、実際に最も良好に受信できる位置にずれがあるように感じます。
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受信感度が低く、他のチューナーと比較しても弱い局を受信しにくいです。
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FMフロントエンド、同調点、IF、ステレオ関連などを含め、必要な点検・調整をお願いします。
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外観のチェック
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製造シリアル番号は [201836] で、電源コードの製造マーキングより [1992年製造品] と判明しました。
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純正でない [AM ループアンテナ] と純正リモコン [RM-J300] が添付されていました。
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全体的に綺麗なほうで、指摘する問題はなさそうです。
RCA 端子には輝きが残っています。
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天板を上から留めるネジ×6本を強く締め過ぎです。
既にナイロンワッシャ×2個がヒビ割れています。
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サイドウッドを留めるネジ×4本を強く締め過ぎです。
既にサイドウッドが変形しています。
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ネジをグイグイ強力に締め付けるかたがいますが、相手がプラスチックや木だったら加減しないとダメです。
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電源 ON してチェック
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電源は正常に入り、表示器の輝度は新品同様です。
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各ボタンは正常に反応します。
[CAL TONE] ボタンでテスト音が出ました。
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FM 受信
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S メータは 40% しか振れず、感度落ちしているようです。
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AUTO TUNING で放送局の周波数より 0.2MHz 低い周波数で停止します。
-0.2MHz の周波数ズレです。
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周波数ズレしていますが [STEREO] 表示は出ます。
ただし、音は小さく、かなり歪っぽいです。
全然ダメです。
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AM 受信
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添付された純正でない [AM ループアンテナ] を接続してチェックしました。
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特に問題なく感度が良く良好に受信できました。
このアンテナとの相性は良いです。
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カバーを開けてチェック
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カバーを外す時はサイドウッドも外しますが、サイドウッドが天板の側面に貼り付いて、外れませんでした。
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基板には薄くゴミが堆積しています。
既に誰かが弄っているようです。
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電気二重層コンデンサの [C605] 0.1F/5.5V が交換されています。
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PLL 検波用の [IFT272] の調整コアが割れています。
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上記の他は、基板を目視で眺めて明らかに劣化とわかる部品は見当たりません。
リペア (その1):FM で -0.2MHz の周波数ズレ
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原因
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FM 同調点を検出する [IFT251] が経年変化で調整ズレしたためです。
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本機には弄った形跡があるので、誰かが [IFT251] を弄った可能性もあります。
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FM 同調点電圧が 1.2V になっていました。
ここは 0V でないといけません。
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修理
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右の写真で黄〇で囲んだ [IFT251] を再調整して直りました。
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修理後の動作チェック
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オートスキャン受信で放送局の正しい周波数で停止することを確認しました。
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放送局の正しい周波数で受信できるようになりましたが、まだ不具合あります。
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S メータも 80% 振れるようになってかなり改善したのですが、筆者の環境ではフルになるはずです。
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音がまだ歪っぽいです。
[STEREO] 表示が出たり出なかったりと不安定です。
リペア (その2):FM 受信音が歪っぽい
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原因
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PLL 検波 NULL の [IFT272] を誰かが弄ったためです。
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[IFT272] のコアのミゾが割れていることより弄ったのは確実です。
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PLL 検波 NULL 電圧が 2.5V になっていました。
ここは 0V でないといけません。
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修理
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右の写真で黄〇で囲んだ [IFT272] を再調整して直りました。
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割れていたコアのミゾの反対側のミゾは大丈夫だったので、コアの上下を入れ換えています。
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修理後の動作チェック
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歪っぽかった音が ST-S333ESA 本来の綺麗な音に蘇りました。
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不安定だった [STEREO] 表示も安定して点灯するようになりました。
リペア (その3):FM で感度落ちしている
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原因
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FM フロントエンドの同調回路に使っているトリマコンデンサが3個とも Q が下がって劣化したのが原因です。
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修理
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[トリマコンデンサ] ×3個を一斉交換しました。
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左の写真は交換後で、赤〇で囲んだ部品がトリマコンデンサです。
10pF セラミックトリマコンデンサにしました。
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右の写真はこれまで基板に実装されていた故障したトリマコンデンサです。
底部にあるハトメ部分がサビて接触不良になるのです。

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修理後の動作チェック
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交換してからトラッキング調整して、(筆者の環境で) S メータがフルになりました。
リペア (その4):メモリバックアップなどのコンデンサ交換
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概要
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本機では既にプリセットメモリバックアップ用の [電気二重層コンデンサ] が交換されていました。
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交換された [電気二重層コンデンサ] のハンダ付けがヘタクソで、ハンダ付けをやり直すより交換することにしました。
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[タンタルコンデンサ] は短絡事故が多く、別の種類のコンデンサに交換すると幸せになります。
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使われていたタンタルコンデンサの耐圧が 6.3V しかありません。
ここには 6V 近くの電圧がかかります。
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タンタルコンデンサは耐圧を超えた電圧がかかると簡単に内部短絡します。
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半世紀前に [人気者] だったタンタルコンデンサは、現在では短絡事故が多いことから [嫌われ者] になっています。
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換装する積層セラミックコンデンサはタンタルより ESR が低く高性能でやや高価な無極性コンデンサです。
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修理
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以下のリストのように部品を交換しました。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C604 |
10uF/6.3V (タンタル) |
10uF/25V (積層セラミック) |
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| C605 |
0.1F/5.5V |
1F/5.5V |
電気二重層コンデンサ |
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左の写真は交換後で、小さな赤〇で囲んだのが [C604] で、大きな赤〇は [C605] です。
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右の写真はこれまで基板に実装されていた劣化した電気二重層コンデンサとタンタルコンデンサです。

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修理後の動作チェック
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正常にプリセット保存と読み出しができることを確認しました。
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コメント
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電気二重層コンデンサは 0.1F → 1F と10倍の容量になったので、10倍の10ヶ月メモリ保持できるかも?
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実際には自己放電もあるので数ヶ月でしょう。
リペア (その5):ハンダクラック補修
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ST-S333ES シリーズにはハンダクラックしやすい箇所があるという持病があります
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左の写真はリアパネルにある端子類の裏側です。
写真のように端子のリードが基板に直接ハンダ付けされています。
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端子のリードのハンダ付け部はリアパネルと基板の2方向から常にストレスがかかりハンダクラックしやすいです。
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基板上に細長い銅板が何枚も走っていますが、これはアースバーです。
電源ラインにも使っていますがアースバーと呼ぶ。
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アースバーの裏側のハンダ付け部分はハンンダクラックしやすいです。
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なぜなら、基板と銅板の熱膨張率が違うからです。

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修理
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[FM アンテナ端子] [AM アンテナ端子] [RCA 出力端子] のハンダ付け部を補修ハンダ付けしました。
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[RCA 出力端子] がハンダクラック気味になっていました。
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8枚ある全ての [アースバー] のハンダ付け部を補修ハンダ付けしました。
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修理後の動作チェック
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RCA 端子に挿入したプラグを揺すっても音が途切れないことを確認しました。
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アンテナ端子や基板をハンマリング試験しても異常が発生しないことを確認しました。
リペア (その6):その他
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サイドウッドが左右とも外し難い
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サイドウッドに貼り付けられたプラスチック板から粘着物がはみ出して天板の側面側に貼り付いたためです。
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はみ出た粘着物を無水アルコールで除去し、粘着物がはみ出しても側面に貼り付かないよう、ポリイミドテープで養生しました。
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添付された純正でない [AM ループアンテナ] のリード線の末端がサビている
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本機のような FM の音質が優れたチューナで AM 放送を聴く人は居るのだろうか?
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とりあえず、リード線の末端をハンダ上げして接触性を改善しました。
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AM 放送は2028年に消滅するので、聴くのなら今のうちです。
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基板全体にゴミが薄く堆積している
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基板には部品が搭載されているので完全には無理なので、できる範囲でエアブロアと刷毛でゴミを除去しました。
再調整
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電源電圧チェック (VP)
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実測値は以下のように良好でした。
| VP |
標準電圧 |
実測電圧 |
判定 |
備考 |
| JW88 |
+30V |
+30.8V |
〇 |
PLL |
| JW89 |
+15V |
+15.1V |
〇 |
AUDIO |
| JW145 |
-17V |
-17.7V |
〇 |
FL |
| JW213 |
+13V |
+13.3V |
〇 |
DIGITAL |
| JW220 |
+5.6V |
+5.74V |
〇 |
DIGITAL |
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FM/AM 受信部の調整
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調整結果
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FM 受信部
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フロントエンドのトリマコンデンサを全数交換したので RF トラッキング調整をやり直しました。
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PLL 検波の NULL 調整が大きくズレていました。
誰かが弄ったと思います。
再調整で規定内に入りました。
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以下のようにステレオセパレーションも高調波歪率も良好になりました。
| 項目 |
IF BAND |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
WIDE |
stereo |
60 |
65 |
dB |
| NARROW |
52 |
49 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0.019 |
% |
| stereo |
0.019 |
% |
| NARROW |
mono |
0.32 |
% |
| stereo |
0.32 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
WIDE |
stereo |
-73 |
-77 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0 |
0 |
dB |
| CAL TONE 信号 |
WIDE |
mono |
398 |
Hz |
| -5.0 |
dB |
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AM 受信
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添付された純正でない [AM ループアンテナ] で最高感度になるように調整しました。
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従って、もし純正アンテナを入手して接続しても最高感度にはなりません。
添付された純正でない [AM ループアンテナ] 専用に調整し直したので。
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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到着時に音がかなり歪っぽい現象があり、大手術になるのではと懸念しました。
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結果は誰かわからない人が適当に調整を弄ったためと判明し、これは調整で直りました
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測定器が無い状態で適当に弄るのは止めて欲しいです。
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ST-S333ESA は高性能・高音質チューナで、今夏の修理で、この本来の姿に蘇りました。
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デザイン
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シャンパンゴールド基調の優れたデザインです。
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フロントパネルはアルミ材で、ヘアライン仕上げです。
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FM 受信
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感度も S/N も一級品です。
微弱電波もしっかり捉えます。
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解像度がある素晴らしい音。
現代のチューナ (値段は高いが。) とは全く異次元の音です。
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AM 受信